航空券代15万円で10日間世界一周してみた⑧(旅行記・ドバイ編)
ドバイ1日目
産油国の洗礼
おはようございます。(午前3時)
大変な時間に放り出されてしまいました。空港にも当然キャパシティというものがあり、1時間あたりに捌ききれる離発着の数には限りがあります。日中のいい時間帯はFSCで埋まっているので、LCCは深夜早朝など他の離発着が少ない時間帯に回されてしまいます。
そのようなわけで空港内は大して混雑しておらず、入国もスムーズです。
入国審査場では全員にSIMカードをばらまいているようでした。これが俗に言うオイルマネーというやつなのでしょうか。石油が出るというのは素晴らしいことです。
入国審査受けたらこんなもの渡されて、財力の差を見せつけられている pic.twitter.com/l7F0GP1atI
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月8日
午前3時では空港を出たところで何もやっていないので、朝まで待機です。
うろうろしましたが24時間営業のカフェなどは見つけられず、ベンチで虚空を見つめながら座り続けます。
朝になるとイスラム的な音楽が流れました。お祈りの時間を知らせるものかもしれません。その音楽がこの旅行の中で異国に来たことを最も感じさせるものでした。
ドバイだけど何食べていいか分からんからインド料理屋来た (@ Taste of India) https://t.co/rEaMdtTxhJ pic.twitter.com/DtqcxID6rO
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月9日
移動はuberにしました。適当に配車したら高級外車がやってきました。石油の国ではuberも羽振りが良いようです。
uberって便利なのね…… pic.twitter.com/7DfIIJJB7C
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月9日
ドバイの未来・現在・過去
空港近くのホテルに荷物を預け、市内へ向かいます。空港から市内方面へはドバイメトロという全自動運転の鉄道が敷かれています。
Roads & Transport Authority - About Dubai metro
沿線はかなり開発されており、整った景観が広がっています。ショッピングモールなどの商業施設だけではなく、オフィスビルも数多く建っており、観光とビジネスの両面で集客したいという意図が感じられます。
工事を進めている区画もあり、そのあたりは十分に舗装されていないためか土煙も上がっていました。綺麗な街の中にいると忘れてしまいそうになりますが、ここは砂漠の真ん中です。
一方、お金余ってるから作っちゃった♡みたいな常軌を逸した建物もあります。
828mの高さがあるブルジュ・ハリファが有名です。
I'm at @BurjKhalifa in Dubai https://t.co/6JIKv8b0mi pic.twitter.com/QKN7Wk2Sc7
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月9日
他にもドバイフレームという文字通り写真立てのような展望タワー(?)もあります。
地震の多い日本で建てたら真っ先に折れてしまいそうな心もとなさです。お金あるし、建てたら眺め良さそうだから作っとく?みたいな気軽さすら感じる。
何でこんなもの作ったんですか? (at @DubaiFrame in Dubai) https://t.co/HFnkt7hMtE pic.twitter.com/O6FVUCmFPR
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月9日
意外に面白かったのがドバイ博物館。
そこまで期待せずに入ったら受け付けはヨボヨボのおじいさんで、やはりそんなもんかあと思ったら展示は結構充実していた。(入場料は激安。)
昔の暮らし(石油が出る前)を再現したジオラマがリアルで、漁村や交易都市という様子でした。石油が出て急激に近代化していく様は迫力ありましたね。
夕食はホテルで。飲酒できない以外は素晴らしい食事を楽しめました。ドリンクバーはなぜかペットボトルジュース直置き&紙コップだったのが面白かった。Holiday Innだから仕方ないか(?)
ドバイ2日目
エミレーツ航空本丸
おはようございます。昼には出国なので空港に向かうのみです。
宿泊したホテルは空港の目の前にあるので、窓から飛行機が普通に見えます。オタク大喜び。
ドバイ空港はいくつかターミナルがあります。着いた時は深夜かつLCC用ターミナルだったのでよく分からなかったけど、この空港はかなりデカいです。
特にフラッグキャリアのエミレーツ航空専用のターミナルは異次元。(ホテルの窓から見えているターミナル。)
A380やB777といった(超)大型機がバンバン駐機していて、感覚がおかしくなってくる。A380といえばANAがハワイ線に投入していますね。
エミレーツはそういう大型機ばかり飛ばしているので、当然それに対応できるようなターミナルじゃないといけないわけです。
ターミナル移動してたら急接近した pic.twitter.com/8OVW8DKrIe
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月10日
インドへ(すでに怪しい)
次の目的地はインドでございます。旅程立ててる時にどうして組み入れてしまったのか全く理解できないのですが、穏便なアジアに行ったところでしょうもないとでも思ったのでしょうか...。
エア・インディアを利用したのですが、FSC(フルサービスキャリア)の概念を大きく覆されたので、ぜひ皆さんにも乗っていただきたい。
座席がどことなくボロい、個人用ディスプレイが座席によって電源が付いていない(付いていても反応しない)、コンセントが通電していない......などなど、自分がいかにまともなFSCにしか搭乗したことがないかを痛感しました。
入国審査用書類を書くためにペンを借りようとしたけど貸してくれなくて悲しかった。
機内食はおいしかった。あとシンプルに機内が香辛料の香り。
総合的に言って、本当にSTAR ALLIANCEメンバーなのか...?という感じ。
787なのにボロ……ヴィンテージ感がある
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月10日
モニターは半分くらいの座席で使えていない
もしやピーナッツだけか……と思ったらカレーとナンが出た🍛 pic.twitter.com/9DhhReoKQR
というわけで、インドはかなり魔境な気がしてきた...。