航空券代15万円で10日間世界一周してみた⑦(旅行記・イスタンブール編②)
イスタンブール2日目
カーテンを開けるとそこは雪国だった?
おはようございます。
夜にはイスタンブールを発ちますので、朝からせっせと観光です。
とりあえず朝の支度をと思いカーテンを開けると......雪?????
— 三田🇪🇸(421/970) (@M1ta_mt) 2020年2月8日
イスタンブールの気候をまともに理解していなかったこともあり、当地で雪を見る心づもりは全く無かったのです。
このまま降り続けて飛行機が欠航すると厄介だなと思いました。(悪い妄想は広がります、なんせ数日前に墜落した航空会社ですから。)
朝食を終えて外へ出てみると、雪は止んでいましたがとにかく寒い。
海が近いからか冷たい風もあり、氷点下の中を歩くことになりました。緯度の高いニューヨークやロンドンの方が寒いだろうと考えていたのでこれは驚きです。
怪レい日本語
寒い寒いと文句を言ったり、今日はどこに行くかなどを同行者と話していると、現地人から日本語で話しかけられました。
トルコは歴史的な背景から親日的であるとはよく言われる話ですが、滞在中は日本語で話しかけられる機会がそれなりにありました。
これが日本人の多いアジアやハワイならまだ分かるような気がしますが、いくら親日的とはいえトルコで日本語で話しかけられることも予想外でした。
しかしながらその日本語にも当然レベルの差があり、時には下心満載だったりするわけです。遭遇したのは3パターンです。
①流暢・親切
最初に話しかけてきた人はこのパターンでした。胡散臭いかもと思い、どこから来たのかという問いに「埼玉」と答えても、「川越に20年住んでたよ~」と言うのでこれは本物な感じです。なにやら売りつけてくることもなく、おすすめの観光地を教えてくれました。
②普通・やや怪しげ
観光客の多い広場で話しかけられました。①に比べると日本語のレベルは下がりましたが、それでも大したものです。①の前例があったので、気を良くして話を聞いていたら、何やら怪しげな絨毯を売りつけてきました。まあそんなもんです。
③片言・怪しい
これは完全に無視したのですが、「ハラキリ~」「ヤクザ~」と話しかけてきたやつもいました。ここまでくると呆れるというか笑ってしまいます。教材は任侠映画でしょうか。
教会、教会、そして教会
イスタンブールを世界一周のルートに含めたのは、「世界史の資料集で見た教会を実際に訪れたい」という動機でした。
犬も歩けば...というくらいに教会はありますから、この目的は無事果たされることになります。
I'm at Sultan Ahmet Camii in Fatih, Istanbul https://t.co/zUaL8uy9sK pic.twitter.com/1B8RyYCTX1
— 三田🇪🇸(421/970) (@M1ta_mt) 2020年2月8日
なお、実際には猫がいました。
— 三田🇪🇸(421/970) (@M1ta_mt) 2020年2月8日
おおむね感動的な経験になりましたが、場所によっては靴を脱いで入場する必要があり、氷点下ではそれこそ床が氷のように冷たくなっていたのには参りました。
敬虔な信者にとっては床が冷たかろうが熱かろうが関係ないのでしょうが、さしたる信心の無い観光客にとってはつらいものです。
また、近辺を歩いている警察官が自動小銃を提げていることには驚きました。
宗教絡みのテロなどが想定される故の警戒なのか、トルコ警察の標準装備なのかは分かりませんが、なんとなく前者のような気がします。
イスタンブール→ドバイ
例によって滞在は約24時間のみで、そろそろ次の目的地へと向かう時間です。離島ホッピングツアーなみのテンポで世界一周ルートをばく進します。あまりめちゃくちゃな入出国を繰り返していると、そろそろ空港の怖い部屋に連れていかれそうです。
利用する空港は到着時と同じサビハ・ギョクチェン空港です。LCCばかりが発着する空港で、市内からのアクセスはバスかタクシーくらいです。今回はバスを利用しました。
空港は夜発の便のお客さんでまあまあな混雑。
保安検査場でワイヤレスイヤホンを紛失するアクシデントがありましたが、無事出国。(インフォメーションカウンターで落とし物保管所の場所を聞いてみましたが、トルコ語でまくしたてられて終了。南無。)
さすがにトルコっぽいものを食べておいた方がよかろうと思い、フードコートでケバブサンドを注文。マクドナルドのノリでケバブ食べられるのいいですね。
搭乗する便は遅延に加え、出発ゲートが3度も変更になる混乱ぶり。他の乗客と共に文字通り右往左往させられましたが、無事に目的地に着陸してくれるなら問題はありません。無理をして墜落されたらたまりません。
ドバイには夜中の2時過ぎに放り出される予定なので、遅れてくれた方が夜明けを待たずに済むということもあります。
深夜着にもかかわらずほぼ満席です。数日前に墜落のニュースを聞いたときは頭を抱えましたが、ヨーロッパのLCCに乗る機会は貴重です。今回の一周ルートでペガサス航空を利用するのはこれで最後ですので、別れを惜しみつつ......爆睡。
[ドバイ編①に続く]