航空券代15万円で10日間世界一周してみた⑤(旅行記・ロンドン編①)
ニューヨーク→ロンドン
デルタ航空DL1便
予定より少し遅れて搭乗開始。
ニューヨーク🇺🇸→ロンドン🇬🇧
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月5日
大西洋路線は世界一周でもないと乗る機会がない…… pic.twitter.com/sBba9DpUL1
機内は2-3-2の配列でしたが、それでも乗客は少なめ。
おそらくニューヨークロンドン線はドル箱なので各社が飛ばしまくっている結果、乗客が程よく分散しているのでしょう。
私たちは3列席でしたが、隣には誰も来ませんでした。
ほぼ定刻にプッシュバック...したと思ったら停止。
機長から機材点検で1時間くらい出発が遅れるよとアナウンスが。
あちゃーと思って近くのCAをちらっと見たら「は~クソ」みたいな顔してんの。
「は~クソ」はこっちやw
本当に1時間待って今度こそ無事離陸。シートベルトサインが消えると早速夕食。
するといきなりカトラリーが配られて戸惑っていると、ウェルカムカクテルの追い打ち。
エコノミークラスですよね?
エコノミーの機内食ってトレーにまとめて入って配給される渡されるじゃないですか。
それがまさかのちょっとしたコース仕立て。デルタ万歳!
※エコノミークラスです pic.twitter.com/q02qZqzSio
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月6日
実は搭乗前のゲートで「アップグレードするよ」というアナウンスがあったんですけど、何をの部分を聞いていなかったのでこれは予想外でした。
ドル箱路線で客を取り合ってるからサービスで差をつけろってことですかね?
日中の疲れがある上に、酒も飲んだのであっという間に寝てしまいました。
ロンドン1日目
市内へ
さすがに1時間の遅れは挽回できず、45分遅れでロンドンに到着。
ニューヨークとロンドンの時差は5時間なので、その分だけ時計の針を進めます。ここから先は移動する度に日本時間に近づいていくことになります。
さっさと荷物を回収して市内へ向かいます。なにせここからは各地で1泊しかしないので、あまり時間は無駄にできません。
空港から市内へ行く方法はいくつかあります。地下鉄、高速バス、日本でいうスカイライナーにあたるヒースローエクスプレスなどです。
今回は市内中心部へのアクセスがよい地下鉄を利用しました。
でもこれが狭いんだわ。都営大江戸線より狭い気がする。
日本人でもそう思うんだから、より大柄な欧米人にとっては相当狭いはず。持っていたキャリーバッグで通路の7割が塞がれてしまった。
ロンドンを通る全ての地下鉄が狭いわけではないんだけど、空港と市内を結ぶピカデリー線は開業当時(19世紀)の規格をそのまま使っているからです。
宿泊予定のホテルの最寄りまでは約45分。通勤時間帯だったため市内に近づくほど混雑してしまい、ただでさえ狭い車内で大きいキャリーバッグはちょっと顰蹙でした。
ホテルの最寄りに着いたらどりあえず朝食。機内でも一応朝食は出たんですけど、おもちゃみたいなシナモンロール1個だけだったのでさすがに腹減ってる。
ちなみに駅前のバーガーキング行った。食へのこだわりが0。
ロンドン名物 (at @BurgerKingUk in Kensington, Greater London) https://t.co/EYTTfoBvii
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月6日
宿泊先はここ。荷物だけ預けるつもりだったけど、チェックインできて部屋にも入ることができた。
少し手狭なビジホって感じだったけど、どうせ寝るだけだしそれで十分。ツインベッドだったから間違いも起きない。
大英博物館
さて、ここから先の旅程は怒涛の極み。全ての滞在地をそれぞれ1泊2日で消化しなくてはなりません。
日程的に贅沢を言っている余裕は皆無。行き先を絞り込み、それに時間的資源を投入する選択と集中が必要。
まずは高校時代からずっと行きたかった大英博物館へ向かいます。
空港からホテルまで乗って来たピカデリー線に再び乗車し、Holborn駅で下車します。Holborn駅からはおよそ徒歩5分の距離。
ちなみにロンドンの地下鉄にもICカードが存在します。その名もOyster。
牡蠣だのスイカだの、どこの国でもネーミングは謎。
館内に入る前に外のテントの中で手荷物検査を受けます。
中には「寄付してね!」みたいな文言が書かれたポスターが貼ってありました。
基本的に大英博物館は盗品を展示しているので入場料は無料ですが、寄付という形でお金を払って入場することもできます。
こちらもメトロポリタン美術館と負けす劣らずの広さ。常設展では約15万点、全体では約800万点を収蔵しています。
歴史は大英博物館の方が古く、なんと1759年の開館です(メトロポリタン美術館は1870年)。
ちなみに1759年と言えば、日本では江戸時代で徳川家治が第10代将軍となったあたりで、鎖国解除まではあと100年ほどあった頃です。
収蔵品は、北米、南米、古代エジプト、古代ギリシャ、古代ローマ、アジア、中東など、ほぼ世界中の超一級品が並んでいます。
太陽の沈まぬ国と言われた大英帝国の威容が感じられるというものです。
世界史選択大歓喜の展示の数々を堪能してきました!
先述の通り、時間が限られていたのが本当に残念だったけど、もう1日いても飽きない気がする。
「アジア」という大きな枠に埋もれさせることなく、日本オンリーの展示コーナーがあったのも印象に残っている。三菱商事がスポンサーになっていました。
バッキンガム宮殿(おまけ)
大満足で大英博物館を後にします。
ちなみにこの時点で確実に昼を過ぎているのですが、昼ご飯を食べた記憶が本当にない。
写真も記録もないので確かめようがないけど、今までの食事のレベルを考えれば「食べなくても歩けてればそれでよくね?」という結論に至った可能性は大いにある。
大英博物館だけでロンドン観光を終えるのはさすがにまずい気がしたので、徒歩圏内のバッキンガム宮殿に行ってみることにしました。
2月のロンドンは寒いけれども、雨は降っていなかったので街並みを眺めながらのよい散歩になります。
バッキンガム宮殿といえば衛兵交代式が有名ですが、それは午前中に催されるようで、私たちが到着した時にはとっくに終わっていました。
それでも外側からでも見学しようと多くの人々が訪れていました。
フィッシュアンドチップス
その後はピカデリーサーカス近辺でお土産を物色したり、ハリーポッターの「9と4分の3番線」で有名なキングスクロス駅をぶらぶらしました。
キングスクロス駅には「9と4分の3番線」のフォトスポットがあり、マフラーなどの衣装を写真用に貸し出してくれます。
側にいるスタッフが写真を撮る瞬間にマフラーをふわっと持ち上げてくれるので、簡単に魔法使いっぽい写真が撮れるのです!撮ってないけど。
ホテルに戻りしばらくゴロゴロしてから(1泊2日の人間が取る態度ではない)、フィッシュアンドチップスを食べに行きます!!!
ここでこの旅行記の愛読者の皆様は「あれ?」と思うかもしれません。いつも名物名物と称してバーガーキング食べてるのにやけに気合入ってるな、と。
それもそのはず、ここロンドンで誕生日を迎えたからです!
誕生日くらいまともな食事をしようや。
現地時間設定なので風船は飛びませんがロンドンで誕生日を迎えました
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月6日
23歳です♡ pic.twitter.com/mdF88GTPOh
しかしイギリスの料理は不味いことで有名。圧倒的な知名度を誇るフィッシュアンドチップスであっても安心はできません。
そもそも本当に不味いのか?ということについても、イギリスに着いてからバーガーキングしか食べていないので確かめようがない。ギャンブルです。
きたぜ ぬるりと・・・
フィッシュアンドチップス魚と芋の素揚げでございます。
右上の木材みたいなやつがタラです。
味付けは皆無で、自分で塩胡椒レモンケチャップをつけてどうにかするしかありません。少なくとも不味くなることはないのでニッコリ。
見た目以上にこの木材、ボリュームがあります。これだけでも十分夕食になりました!
ようやく「名物」を食べてホテルへ帰ります。
早いもので(到着してから24時間も経ってないんだから当たり前だが)明日でロンドンともお別れです。
毎日1日中歩き回っているのと、2日ごとに時差が発生する環境で少しずつ身体が傷付いてきているのでゆっくり休みます。
ここ数日歩き回ったせいか靴擦れで足が破壊された
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月6日
明日は身体が傷付くどころか木っ端微塵になりかねないフライトが控えているんですけどね。
#UPDATE A plane carrying 177 people skidded off the runway at an Istanbul airport and split into three after landing in rough weather.
— AFP news agency (@AFP) 2020年2月5日
Officials said dozens of people were injured https://t.co/ZCWqhoSM0J pic.twitter.com/9OQFamNUsB
[ロンドン編②・イスタンブール編①に続く]