航空券代15万円で10日間世界一周してみた④(旅行記・NY編③)
NY3日目
Japanese in New York
おはようございます。早いものでNY最終日になってしまいました。
今日の夜に次の目的地に向けて出発します。
ちなみに今回の旅程でNYが一番滞在日数が長いんだぞ、覚悟しろよ俺。
まずは朝食。
昨日は少しリッチなものを食べたから今日は庶民的(?)なものにしよう、ということでホテルの横にある地味なカフェに行きます。
泊まったホテルのロゴが貼ってあったから、朝食付きプランの朝食会場なんだと思う。
I'm at Broadway Deli & Bagels in New York, NY https://t.co/wH94p0XTUU pic.twitter.com/HPMDqv9G3R
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月5日
昨日に比べたらかなりチープな感じでしょ?
飲み物は店に売ってるペットボトルのものでもいいし、コーヒーや紅茶も選べる。
フレンチトーストに蜂蜜ダバダバかけて薄いコーヒーをゴクゴク飲むだけでニューヨーカーの気分になれるお手軽人間です
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月5日
メニューにはeggって書いてあったから何となくオムレツのようなものを想像してたけど、「卵に火を通したやつ」としか形容できないものが出てきた。
とは言っても、昨日のエッグベネディクトもおいしかったけど、これはこれでニューヨーカー気分のようなものを感じられたので良かった。
給仕のお兄さんも感じの良い接客だったし、笑顔でうっすいコーヒーのお代わりを勧めてくれたので気持ちよくチップを支払えた。
ほぼ開凸だったので、部屋に戻ったところで博物館や美術館が開くような時間までかなり余裕があります。
普通ならちょっと早めに出て街並みを見るために散歩でもするのかもしれませんが、2人ともプロなのでそんな慌てるような真似はしません。
世界一観光が下手なので2人とも部屋で音楽を聴いている
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月5日
Englishman in New York - Sting#nowplaying
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月5日
これを現地で聴くためにNYを旅程に入れたところはある(嘘)
音楽と記憶って結びつきますよね。この曲を聞くと〇〇を思い出すみたいな。この時だけじゃなくて昨日から聞いてたから、今でもEnglishman in New Yorkを聞くとNY観光や世界一周旅行の思い出がよみがえります。
ちなみに留年した日にフジファブリックの若者のすべてを聞きまくってたら「そういうこと」になった
アメリカ自然史博物館
9時を過ぎたので行動開始です。
2日間お世話になったホテルに別れを告げ、荷物をクロークに預けておきます。
本日の目的地は見出しの通り、アメリカ自然史博物館です。
映画「ナイトミュージアム」の舞台となった博物館として有名。
「また博物館美術館かよ」と思う人もいるかもしれませんが、まだまだ序の口です。
そもそも、エンパイアステートビルなどに上っても「う~ん、すごいね」という感じで終わってしまうだろうし(あれはあれですごいけど)、オタク男性2名がブランド物に興味があるはずもないので、5番街に行ってもつまらない。
結局のところ、オタク気質を満足させてくれる博物館美術館史跡が最高!
自然史博物館までは地下鉄で向かいます。
博物館自体が81st-Museum of Natural Historyという駅に直結した造りになっているのでアクセスが非常に便利。
ホテルの最寄りから4駅で、本当にいいところに宿を取ったなと。(ありがとう同行者)
ニューヨークの地下鉄、車両がピンキリすぎる
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月5日
今乗ってるやつはあと2,3回ブレーキかけたらバラバラになると思う
入場料は一般$23、学生は$18(要ID)です。
IDといっても日本語の学生証しか持っていなかったので大丈夫かなと思っていましたが、入口で提示を求められることはありませんでした。子供料金で入れたんじゃねえか?
北米の動物たちのはく製が展示されていたり
(日本にいる鹿や熊と大きさのレベルが違う、コーラでも飲んでるのか)
海洋生物の展示があり
アフリカの動物たちの展示に加え
恐竜の化石も置いてあります。
アジアや中南米に暮らしていた人々の生活や文化に関する展示もあります。
このあたりのほとんどは「メトロポリタン美術館で見たやつやん」と思っていました。
写真を載せた展示以外にも、鳥類・生物多様性・隕石・宇宙・人類進化などのコーナーがあり、メトロポリタン美術館に負けず劣らず充実した博物館でした。
メトロポリタン美術館同様、ここでも地元の小学生くらいの子たちが校外学習(?)でぞろぞろ見学していました。
こういうところを小さい頃から訪問できて本当にうらやましい...。
タイムズスクエアとチーズケーキ(未遂)
時刻は昼過ぎ。
飛行機は19時発なので、夕方前にはNY市内を出ないといけませんが、それにしても余裕があります。
ということで歩き疲れたのでお昼タイム。
フォロワーさんから「Junior'sのチーズケーキがおいしい」という情報を得ていたので、Junior'sのタイムズスクエア店に向かいます。おやつじゃんというコメントは無視します。
https://www.juniorscheesecake.com/blog/restaurants/times-square/
ちょっと調べてみたらNYでもかなり人気のあるチーズケーキ屋らしい。(URLの埋め込みが上手くいってない、ごめんなさい)
タイムズスクエアはホテルから歩いて10分少々なので、博物館からホテルへ戻る道すがらに寄ることにしたのです。
タイムズスクエアは高校の修学旅行の時に行きましたが、当時はバスで通っただけなので実際に歩くのはこれが初めて。
7年ぶり (@ タイムズスクエア in New York, NY) https://t.co/QZgqZX77h6 pic.twitter.com/LXLqeJ2Asp
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月5日
とは言っても、「みんな一度は見たことがある場所」に来ただけで特に何もないので写真を撮って終わり。
コスプレやかぶり物をした人たちがうろうろしていて「写真撮らん?」ってやたら声かけてきた。
そこから少し歩くと、Junior'sのオレンジの看板が見えてきました!
でもよく見たらめっちゃ混んでる。店の外まで並んでる。
テラス席はガラガラだったけど、寒すぎて外では食べたくない...。
しばし沈黙。「.........別の所にするか」「うん」
執着心が0。教えてくれたフォロワーさん、ごめん!!!
ちなみに写真は無いけどSubway行きました。本当に観光客か?
早くも人生最終回?
これだけ読んでも、は?と思いますよね。
今となっては笑いごとですけど、当時は「お、これはあっさり死ぬかもな」とぼんやり思った大事件が発生したのです。
Subwayの片隅でむしゃむしゃサンドイッチを食べていた私と同行者がスマホの画面を見てほぼ同時に「あ!」と声を上げました。
#BREAKING Plane skids off runway in Istanbul, breaks into two after landing: reports pic.twitter.com/MEfQoskvV4
— AFP news agency (@AFP) 2020年2月5日
イスタンブールの空港で飛行機が着陸に失敗して機体が真っ二つになったよ☆っていう速報。
冒頭の旅程地図を見れば分かりますが、数日後にイスタンブールに行く予定なんです。
縁起悪いなあ...なんて思ってたら続報。
#UPDATE A plane carrying 177 people skidded off the runway at an Istanbul airport and split into three after landing in rough weather.
— AFP news agency (@AFP) 2020年2月5日
Officials said dozens of people were injured https://t.co/ZCWqhoSM0J pic.twitter.com/9OQFamNUsB
機体、二つじゃなくて三つになっとるやん。しかもこれ数日後に乗る航空会社なんだが。
事故を起こしたペガサス航空はトルコのLCCで、イスタンブールを中心にヨーロッパ各地に就航しています。
私たちも、ロンドン→イスタンブール、イスタンブール→ドバイの行程でペガサス航空を予約していました。死ぬ確率も二倍。
事故が起きた当時のイスタンブールの天気は大荒れだったが、無理に着陸しようとしたとのこと。
航空券取り直すか迷ったけど「機材トラブルじゃなくてヒューマンエラー」「だからしばらくは気を付けるのでは?」という結論に至った。
正常性バイアスの権化。
さようならニューヨーク
三日間滞在したNYに別れを告げて次はロンドンへ向かいます。
こちらを夜に出発して、次の日の朝に着くタイムスケジュール。
時差と移動時間が噛み合って効率的。夜行バスで移動するイメージですね。
出発する空港はJFK空港なので、NYに到着した時と同じルートで空港へ。
今回搭乗するのはデルタ航空のDL1便です。
1便というと、ロンドンかニューヨークに飛ばしている航空会社が多いような気がしますが、デルタも例外ではないですね。
ちなみにJALはサンフランシスコ→羽田、ANAはワシントンDC→成田ですが...。
実際はヴァージンアトランティック航空という比較的安い航空会社のチケットを予約したのですが、これがデルタとのコードシェア便で機材もデルタのものを使用しているラッキーなパターンでした。
夕方~夜のJFKは混んでいそうだったのでさっさと出国してしまいます。(JFKが空いているタイミングなんてあるのか?)
アメリカって入国は面倒だけど出国はかなりあっさりしてるんだよなあ。
早々に出発ゲート前に到着。大西洋路線ということもあってかアジア人はほぼ皆無。
ロンドン行きなので観光客よりビジネスマンが多かった気がする。
ニューヨーク🇺🇸→ロンドン🇬🇧
— 三田🇪🇸(423/970) (@M1ta_mt) 2020年2月5日
大西洋路線は世界一周でもないと乗る機会がない…… pic.twitter.com/sBba9DpUL1
それでは行ってきます!
次回は機内の様子からお届けします。